【宮城・七北田ダム】仙台市民の憩いの場！雄大なロックフィルダムが育む水源

宮城県仙台市、七北田川水系七北田川に位置する七北田ダム（ななきただダム）。その雄大な中央コア型ロックフィルダムの姿は、周囲の豊かな山々と見事に調和し、仙台市の治水と水供給に重要な役割を担っています。ダムによって形成された「七北田ダム湖」は、美しい景色が広がり、地域の憩いの場となっています。

今回は、そんな七北田ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、七北田ダムのすべてを余すことなくご紹介します。

基本情報

七北田ダムは、治水と利水の両方を目的とする多目的ダムです。

ダムの歴史と背景

七北田ダムの建設は、七北田川流域における洪水被害の軽減と、仙台市への安定した水道水の供給を目的として計画されました。特に仙台市の人口増加に伴う水需要の増大は、喫緊の課題でした。

1978年に着工された七北田ダムは、約6年の歳月をかけて1984年に完成しました。岩石や土を積み上げて造られる中央コア型ロックフィルダムは、堤体の中心部に水を通さない「コア」と呼ばれる部分を持つのが特徴です。完成以来、仙台市の暮らしを支える重要なインフラとして機能し続けています。ダムによって形成された「七北田ダム湖」は、周辺の自然と一体となり、地域の憩いの場となっています。

見どころ・楽しみ方

七北田ダムは、その雄大なダムの姿と、周囲の豊かな自然が大きな魅力です。

雄大なロックフィルダムの堤体：堤高74m、堤頂長420mの雄大な堤体は、圧倒的な迫力で訪れる人を迎えます。ロックフィルダムならではの重厚感と、自然への調和を感じられるでしょう。

ダム湖「七北田ダム湖」の景観：ダム湖は、周囲の豊かな山々と調和した美しい水面が広がります。特に新緑の季節や、秋の紅葉が湖畔を彩る時期には、穏やかで心安らぐ景色を楽しむことができます。

周辺でのアクティビティ：ダム周辺は、自然を活かした公園や遊歩道が整備されており、ウォーキングや森林浴を楽しむことができます。また、近くには泉ヶ岳があり、登山やスキーなどのレジャーの拠点にもなっています。

アクセス

七北田ダムは、宮城県仙台市に位置しており、車でのアクセスが便利です。

• 東北自動車道「泉IC」から車で約25分。
• 駐車場は、ダム右岸側にある七北田ダム湖畔公園に整備されています。

ダムカード情報

七北田ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。

 ※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。

まとめ

宮城県仙台市に位置する七北田ダムは、その雄大なロックフィルダムの姿と、周囲の豊かな自然が魅力のダムです。地域の安全と暮らしを支える重要な役割を担いながら、訪れる人々に心安らぐ時間と、美しい自然の景色を提供してくれます。

ぜひ一度、この七北田ダムを訪れて、そのスケールと、水の恵みを肌で感じてみてください。