【宮城・二ツ石ダム】加美町の雄大なロックフィルダム!水の恵みと自然の調和

ダム巡り

宮城県加美町、鳴瀬川水系二ツ石川に位置する二ツ石ダム(ふたついしダム)。その雄大な中央遮水ゾーン型ロックフィルダムの姿は、周囲の豊かな山々と見事に調和し、地域の治水と水供給に重要な役割を担っています。ダムによって形成された「二ツ石ダム湖」は、美しい景色が広がり、地域の憩いの場となっています。

今回は、そんな二ツ石ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、二ツ石ダムのすべてを余すことなくご紹介します。

基本情報

二ツ石ダムは、農業用水としての利水を目的とするダムです。

正式名称二ツ石ダム(ふたついしだむ)
所在地宮城県加美郡加美町
河川名鳴瀬川水系二ツ石川
型式中央遮水ゾーン型ロックフィルダム
堤高70.5m
堤頂長439.0m
総貯水容量10,600,000㎥
着工年1992年(平成4年)
完成年2009年(平成21年)
主な目的A:農業用水
管理者宮城県

ダムの歴史と背景

二ツ石ダムの建設は、鳴瀬川流域における農業用水供給を目的として計画されました。この地域は、水需要の増大が長年の課題でした。

1992年に着工された二ツ石ダムは、約17年の歳月をかけて2009年に完成しました。岩石や土を積み上げて造られる中央遮水ゾーン型ロックフィルダムは、堤体の中央に水を通さない粘土などの遮水材を配置する方式です。完成以来、地域の安全と安定した水供給を支える重要なインフラとして機能し続けています。ダムによって形成された「二ツ石ダム湖」は、周辺の自然と一体となり、地域の憩いの場となっています。

見どころ・楽しみ方

二ツ石ダムは、その雄大なダムの姿と、周囲の豊かな自然が大きな魅力です。

雄大なロックフィルダムの堤体:堤高70m、堤頂長439mの雄大な堤体は、圧倒的な迫力で訪れる人を迎えます。ロックフィルダムならではの重厚感と、自然への調和を感じられるでしょう。

ダム湖「二ツ石ダム湖」の景観:ダム湖は、周囲の豊かな山々と調和した美しい水面が広がります。特に新緑の季節や、秋の紅葉が湖畔を彩る時期には、穏やかで心安らぐ景色を楽しむことができます。

周辺の自然散策:ダム周辺には、展望広場が整備されており上からダム全体を眺めることができるスポットがあります。

アクセス

二ツ石ダムは、宮城県加美町に位置しており、車でのアクセスが便利です。

  • 東北自動車道「古川IC」から車で約40分。
  • 駐車場は、ダム管理所前とダム展望広場に整備されています。

ダムカード情報

二ツ石ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。

配布場所宮城県大崎地方ダム総合事務所
※ダムから離れています。
配布時間9:00~17:00(平日のみ)
配布条件ダムを訪れた方に配布
配布場所漆沢ダム管理事務所
※ダムから離れています。
配布時間9:00~17:00(土日祝を含む)
配布条件ダムを訪れた方に配布

 ※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。

まとめ

宮城県加美町に位置する二ツ石ダムは、その雄大なロックフィルダムの姿と、周囲の豊かな自然が魅力のダムです。地域の安全と暮らしを支える重要な役割を担いながら、訪れる人々に心安らぐ時間と、美しい自然の景色を提供してくれます。

ぜひ一度、この二ツ石ダムを訪れて、そのスケールと、水の恵みを肌で感じてみてください。

訪問日2025年8月14日

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