群馬県甘楽郡下仁田町、利根川水系屋敷川に位置する屋敷川取水ダム(やしきがわしゅすいだむ)。その堅牢な重力式コンクリートダムの姿は、地域の用水確保に重要な役割を担っています。

今回は、そんな屋敷川取水ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、屋敷川取水ダムのすべてを余すことなくご紹介します。
基本情報
屋敷川取水ダムは、主に利水を目的とするダムです。
正式名称 | 屋敷川取水ダム(やしきがわしゅすいだむ) |
所在地 | 群馬県甘楽郡下仁田町 |
河川名 | 利根川水系屋敷川 |
型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 16.0m |
堤頂長 | 49.5m |
総貯水容量 | |
着工年 | 1989年(平成元年) |
完成年 | 1991年(昭和3年) |
主な目的 | F:洪水調整 N:流水機能維持 W:上水道 |
管理者 | 群馬県 |
ダムの歴史と背景
屋敷川取水ダムの建設は、利根川流域における上水道の安定確保を目的として計画されました。この地域は、稲作や畑作が盛んであり、水源の安定が長年の課題でした。
1989年に着工された屋敷川取水ダムは、約2年の歳月をかけて1991年に完成しました。その堅牢な重力式コンクリートダムは、地域の重要な農業インフラとして機能し続けています。
取水ダムのため、付近の市野萱川取水ダム・相沢川取水ダムと共に道平川ダムへ送水されています。
見どころ・楽しみ方
屋敷川取水ダムは、その堅実なダムの姿と、周囲の豊かな自然が大きな魅力です。
堅牢な重力式コンクリートダムの堤体:堤高16m、堤頂長50mの重力式コンクリートダムは、その安定感と存在感が特徴です。大規模なダムとは異なる、地域に密着した小規模ダムの姿を観察することができます。


周辺の自然散策:ダム周辺は、豊かな自然に囲まれており、のんびりとウォーキングや森林浴を楽しむことができます。
アクセス
屋敷川取水ダムは、群馬県下仁田町に位置しており、車でのアクセスが便利です。
- 上信越自動車道「下仁田IC」から車で約20分。
- 駐車場はありません。周辺の交通の妨げにならないようにご注意下さい。
ダムカード情報
屋敷川取水ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。
配布場所 | 道平川ダム管理事務所 ※ダムから離れています。 |
配布時間 | 10:30~15:30(平日のみ) |
配布条件 | ダムを訪れた方に配布 |
※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。
まとめ
群馬県下仁田町に位置する屋敷川取水ダムは、その堅実な重力式コンクリートダムの姿と、周囲の豊かな自然が魅力のダムです。地域の農業を支える重要な役割を担いながら、訪れる人々に心安らぐ時間と、美しい自然の景色を提供してくれます。
ぜひ一度、この屋敷川取水ダムを訪れて、その堅実な存在感と、水の恵みを肌で感じてみてください。
訪問日 | 2025年5月4日 |
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