【群馬・塩沢ダム】神流の里に佇む重力式ダム!地域を潤す多目的ダムと四季折々の風景

ダム巡り

群馬県多野郡神流町、利根川水系神流川(かんながわ)の支流である塩沢川(しおざわがわ)に位置する塩沢ダム(しおざわだむ)。その堅牢な重力式コンクリートダムの姿は、周囲の豊かな里山と見事に調和し、地域の農業用水、上水道、そして電力確保を目的とした多目的ダムとして、人々の暮らしを支え続けています。

今回は、そんな塩沢ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、塩沢ダムのすべてを余すことなくご紹介しますいます。神流の里の自然と共生するダムの魅力を、一緒に深く探りに行きましょう!

基本情報

塩沢ダムは、利水を主な目的とする多目的ダムです。

正式名称塩沢ダム(しおざわだむ)
所在地群馬県多野郡神流町
河川名利根川水系塩沢川
型式重力式コンクリートダム
堤高38.0m
堤頂長157.0m
着工年1990年(平成2年)
完成年1995年(平成7年)
主な目的F:洪水調整
N:流水機能維持
W:上水道
管理者群馬県

ダムの歴史と背景

塩沢ダムの建設は、群馬県神流町および周辺地域における、安定した農業用水や上水道の供給を目的として計画されました。この地域は古くから農業が営まれていましたが、水利の確保は重要な課題であり、特に水田を潤すための安定した水の供給が求められていました。また、地域の生活用水需要の増加や、電力の安定供給も時代の要請でした。

1990年に着工し、約5年の歳月をかけて1995年に完成しました。堅牢な重力式コンクリートダムとして建設されたこのダムは、完成以来、地域の水田を潤すための農業用水、人々の生活を支える上水道、そして水力発電によるクリーンなエネルギーを生み出すなど、多岐にわたる役割を担ってきました。神流町の豊かな自然の中に溶け込むように建設され、その存在は地域の生活と経済に深く貢献し続けています。

見どころ・楽しみ方

塩沢ダムは、その堅牢な重力式コンクリートダムの姿と、四季折々に美しい表情を見せるダム湖の景観が魅力です。

 堅実なダム堤体: 重力式コンクリートダムならではの、堅牢で安定感のある堤体が特徴です。堤頂からはダム湖と周辺の山々を眺めることができ、その存在感を感じられます。

 ダム湖(塩沢ダム湖)の四季: ダム湖は「塩沢ダム湖」と呼ばれ、周囲の里山と調和した静かな水面が広がります。特に新緑の季節や、紅葉が湖面に映り込む秋の景観は格別で、訪れる人々に安らぎを与えてくれます。

 周辺の里山散策: ダム周辺には、里山の自然を満喫できる散策路が整備されている場所もあります。のんびりとウォーキングを楽しみながら、鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾けるのも良いでしょう。

 ダムの役割を学ぶ: ダムの機能や目的に関する案内板などが設置されており、ダムが地域にもたらす恩恵について学ぶことができます。

アクセス

塩沢ダムは、群馬県神流町に位置しており、車でのアクセスが便利です。

  • 関越自動車道「藤岡IC」から国道254号、県道46号などを経由し、約50分~1時間。
  • 駐車場は、ダム左岸側にあります。

ダムカード情報

塩沢ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。

①配布場所塩沢ダム管理事務所
 配布時間10:00~16:00
(水・土日祝を除く)
 配布条件ダムを訪れた方に配布
②配布場所神流町観光案内所
 配布時間9:00~17:00(年末年始を除く)
 配布条件ダムを訪れた方に配布
※ダムから離れています

 ※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。

訪問レポート

<<訪問記>>

まとめ

群馬県の塩沢ダムは、神流の里の風景に溶け込む重力式コンクリートダムであり、その堅牢な姿と、四季折々の美しい自然が魅力のダムです。地域の農業、生活、そして発電を支える多岐にわたる重要な役割を担いながら、訪れる人々に穏やかな時間を提供してくれます。

ぜひ一度、この塩沢ダムを訪れて、その堅実な存在感と、神流の水の恵みを肌で感じてみてください。

訪問日2025年5月4日

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