【岐阜・岩屋ダム】壮大なロックフィルダムと四季折々の自然美!飛騨木曽川国定公園の玄関口

ダム巡り

岐阜県下呂市に位置する岩屋ダムは、日本有数の規模を誇るロックフィルダムであり、その雄大な姿は周囲の豊かな自然と見事に調和しています。飛騨木曽川国定公園の玄関口に位置し、四季折々の美しい景観が訪れる人々を魅了しています。

今回は、そんな岩屋ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、岩屋ダムのすべてを余すことなくご紹介します。自然と共生する巨大ダムの魅力を、一緒に探りに行きましょう!

基本情報

正式名称岩屋ダム
所在地岐阜県下呂市金山町
河川名木曽川水系馬瀬川
型式ロックフィルダム
堤高127.5m
堤頂長427.5m
着工年1967年(昭和42年)
完成年1976年(昭和51年)
主な目的F:洪水調整
A:農業用水
W:上水道
I:工業用水
P:発電
管理者水資源機構

ダムの歴史と背景

岩屋ダムの建設は、木曽川水系の治水と利水、そして電力供給の安定化という、当時の日本の重要な課題解決のために計画されました。特に、木曽川流域は古くから水害に悩まされており、下流地域の安全確保は喫緊の課題でした。また、中部圏の経済発展に伴う水需要の増大も、ダム建設を後押ししました。

1967年に着工し、約9年の歳月をかけて1976年に完成しました。このダムは、大規模な洪水調節能力を持つことで下流地域の水害リスクを大幅に軽減し、また、安定した水資源を供給することで、農業、生活、工業、そして発電と、多岐にわたる分野に貢献しています。岩屋ダムは、地域の安全と発展を支える、まさに「縁の下の力持ち」のような存在です。

見どころ・楽しみ方

岩屋ダムはその雄大なロックフィルダムの姿と、周囲の豊かな自然が織りなす景観が大きな魅力です。

土砂や岩石を積み上げて造られたロックフィルダムならではの、広大な堤体は圧巻です。そのスケールを肌で感じられる堤頂からの眺めは必見です。

ダム湖は「東仙峡金山湖」と名付けられ、周囲の山々が四季折々の美しい表情を見せてくれます。特に新緑の季節や、紅葉が湖面に映る秋の景観は格別です。湖畔でのんびり過ごしたり、ドライブを楽しんだりするのに最適です。

ダムの役割や構造について学べる展示があります。

ダム湖では、釣りやカヌーなどの水辺のアクティビティが楽しめるほか、周辺にはキャンプ場や温泉施設も点在しており、アウトドアを満喫できます。

ダムが位置するエリアは、飛騨木曽川国定公園の一部であり、豊かな自然を満喫できるハイキングコースなども整備されています。

アクセス

岩屋ダムは、岐阜県の中央部に位置しており、車でのアクセスが便利です。

  • 東海環状自動車道「富加関IC」から岐阜県道58号を経由し、約1時間。
  • 中央自動車道「中津川IC」から国道257号、国道41号を経由し、約1時間30分。
  • 駐車場は、ダム管理所付近に整備されています。

ダムカード情報

岩屋ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。

配布場所岩屋ダム管理所
配布時間9:00~17:00(土日祝日含む)
配布条件ダムを訪れた方に配布

 ※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。

まとめ

岐阜県の岩屋ダムは、その雄大なロックフィルダムの姿と、多目的に地域を支える重要な役割、そして四季折々の美しい自然景観が魅力です。飛騨木曽川国定公園の豊かな自然の中に溶け込み、訪れる人々に癒しと感動を与えてくれます。

治水・利水・発電という重要な役割を担いながら、レクリエーションの場としても親しまれる岩屋ダムは、まさに人と自然が共生する理想的な姿を体現しています。

ぜひ一度、この岩屋ダムを訪れて、その壮大なスケールと、豊かな自然の恵みを肌で感じてみてください。

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