群馬県甘楽郡南牧村、利根川水系大仁田川に位置する大仁田ダム(おおにたダム)。その堅牢な重力式コンクリートダムの姿は、周囲の豊かな山々と見事に調和し、地域の治水と水供給に重要な役割を担っています。

今回は、そんな大仁田ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、大仁田ダムのすべてを余すことなくご紹介します。
基本情報
大仁田ダムは、治水と利水の両方を目的とする多目的ダムです。
| 正式名称 | 大仁田ダム(おおにただむ) |
| 所在地 | 群馬県甘楽郡南牧村 |
| 河川名 | 利根川水系大仁田川 |
| 型式 | 重力式コンクリートダム |
| 堤高 | 54.4m |
| 堤頂長 | 163.0m |
| 総貯水容量 | 437,000㎥ |
| 着工年 | 1997年(平成9年) |
| 完成年 | 2001年(平成13年) |
| 主な目的 | F:洪水調整 N:流水機能維持 W:上水道 |
| 管理者 | 群馬県 |
ダムの歴史と背景
大仁田ダムの建設は、大仁田川流域における洪水被害の軽減と、南牧村お周辺地域への安定した都市用水(上水道)の供給を目的として計画されました。この地域は、水害への備えと、水需要の増大が長年の課題でした。
1997年に着工された大仁田ダムは、約4年の歳月をかけて2001年に完成しました。その堅牢な重力式コンクリートダムは、地域の安全と安定した水供給を支える重要なインフラとして機能し続けています。
見どころ・楽しみ方
大仁田ダムは、その堅実なダムの姿と、周囲の豊かな自然が大きな魅力です。
堅牢な重力式コンクリートダムの堤体:堤高54m、堤頂長163mの重力式コンクリートダムは、その安定感と存在感が特徴です。堤頂は開放されており、歩きながらダム湖と周辺の山々を眺めることができます。


ダム湖「大仁田湖」の景観:ダム湖は、周囲の豊かな山々と調和した美しい水面が広がります。特に新緑の季節や、秋の紅葉が湖畔を彩る時期には、穏やかで心安らぐ景色を楽しむことができます。
周辺の自然散策:ダム周辺には、自然を活かした散策路が整備されており、のんびりとウォーキングや森林浴を楽しむことができます。
アクセス
大仁田ダムは、群馬県南牧村に位置しており、車でのアクセスが便利です。
- 上信越自動車道「下仁田IC」から車で約40分。
- 駐車場は、ダム管理事務所前に整備されています。
ダムカード情報
大仁田ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。
| 配布場所 | 大仁田ダム管理事務所 |
| 配布時間 | 10:30~15:30(平日のみ) |
| 配布条件 | ダムを訪れた方に配布 |
※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。
訪問レポート
<<訪問記>>
まとめ
群馬県南牧村に位置する大仁田ダムは、その堅実な重力式コンクリートダムの姿と、周囲の豊かな自然が魅力のダムです。地域の安全と暮らしを支える重要な役割を担いながら、訪れる人々に心安らぐ時間と、美しい自然の景色を提供してくれます。
ぜひ一度、この大仁田ダムを訪れて、その堅実な存在感と、水の恵みを肌で感じてみてください。
| 訪問日 | 2025年5月4日 |


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