富山県下新川郡入善町、舟川に位置する舟川ダム(ふながわダム)。その堅牢な重力式コンクリートダムの姿は、地域の豊かな田園風景と見事に調和し、舟川下流域の治水と水供給に重要な役割を担っています。

今回は、そんな舟川ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、舟川ダムのすべてを余すことなくご紹介します。
基本情報
舟川ダムは、治水を目的とするダムです。
正式名称 | 舟川ダム(ふながわだむ) |
所在地 | 富山県下新川郡入善町 |
河川名 | 小川水系舟川 |
型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 49.8m |
堤頂長 | 160.5m |
総貯水容量 | 600,000㎥ |
着工年 | 2008年(平成20年) |
完成年 | 2012年(平成2424 |
主な目的 | F:洪水調整 N:流水機能維持 |
管理者 | 富山県 |
ダムの歴史と背景
舟川ダムの建設は、舟川流域における洪水被害の軽減と下流域への適正な水量の調整を目的として建設されました。
2008年に着工された舟川ダムは、約4年の歳月をかけて2012年に完成しました。その堅牢な重力式コンクリートダムは、地域の安全と安定した水供給を支える重要なインフラとして機能し続けています。

見どころ・楽しみ方
舟川ダムは、その堅実なダムの姿と、周囲の豊かな自然が大きな魅力です。
堅牢な重力式コンクリートダムの堤体:堤高50m、堤頂長160mの重力式コンクリートダムは、その安定感と存在感が特徴です。ダム堤頂は開放されており、歩きながらダム湖と周辺の山々を眺めることができます。


舟川べりの風景との調和:ダムが位置する舟川は、下流の「舟川べり」が桜、チューリップ、菜の花、残雪の立山が同時に見られる「春の四重奏」として全国的に有名です。ダムは治水を通じて、この美しい風景を守る重要な役割を担っています。
周辺の自然散策:ダム周辺は、豊かな自然に囲まれており、のんびりとウォーキングや森林浴を楽しむことができます。
アクセス
舟川ダムは、富山県入善町に位置しており、車でのアクセスが便利です。
- 北陸自動車道「入善スマートIC」から車で約15分。
- 駐車場は、ダム管理所横に整備されています。
ダムカード情報
舟川ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。
配布場所 | 舟川ダム管理所 |
配布時間 | 9:00~17:00(平日のみ) |
配布条件 | ダムを訪れた方に配布 |
※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。
まとめ
富山県入善町に位置する舟川ダムは、その堅実な重力式コンクリートダムの姿と、周囲の豊かな自然が魅力のダムです。地域の安全と暮らしを支える重要な役割を担いながら、訪れる人々に心安らぐ時間と、美しい自然の景色を提供してくれます。
ぜひ一度、この舟川ダムを訪れて、その堅実な存在感と、水の恵みを肌で感じてみてください。
訪問日 | 2025年5月11日 |
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