【秋田・大松川ダム】横手市の水の要!重力式コンクリートダムが育む雄大な自然

ダム巡り

秋田県横手市、雄物川水系大松川に位置する大松川ダム(おおまつがわダム)。その堅牢な重力式コンクリートダムの姿は、周囲の豊かな山々と見事に調和し、地域の治水と水供給に重要な役割を担っています。ダムによって形成された「大松川ダム湖」は、美しい景色が広がり、地域の憩いの場となっています。

今回は、そんな大松川ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、大松川ダムのすべてを余すことなくご紹介します。

基本情報

大松川ダムは、治水と利水、発電を目的とする多目的ダムです。

正式名称大松川ダム(おおまつかわだむ)
所在地秋田県横手市
河川名雄物川水系松川
型式重力式コンクリートダム
堤高65.0m
堤頂長296.0m
総貯水容量12,150,000㎥
着工年1990年(平成2年)
完成年1999年(平成11年)
主な目的F:洪水調整
N:流水機能維持
A:農業用水
W:上水道
P:発電
管理者秋田県

ダムの歴史と背景

大松川ダムの建設は、大松川流域における洪水被害の軽減と、横手市および周辺地域への安定した都市用水(上水道・農業用水)の供給を目的として計画されました。この地域は、水害への備えと、水需要の増大が長年の課題でした。また発電としても活用されています。

1990年に着工された大松川ダムは、約18年の歳月をかけて1999年に完成しました。その堅牢な重力式コンクリートダムは、地域の安全と安定した水供給を支える重要なインフラとして機能し続けています。ダムによって形成された「大松川ダム湖」は、周辺の自然と一体となり、地域の憩いの場となっています。

見どころ・楽しみ方

大松川ダムは、その堅実なダムの姿と、周囲の豊かな自然が大きな魅力です。

堅牢な重力式コンクリートダムの堤体:堤高65m、堤頂長296mの重力式コンクリートダムは、その安定感と存在感が特徴です。堤頂は開放されており、歩きながらダム湖と周辺の山々を眺めることができます。

ダム湖「大松川ダム湖」の景観:ダム湖は、周囲の豊かな山々と調和した美しい水面が広がります。特に新緑の季節や、秋の紅葉が湖畔を彩る時期には、穏やかで心安らぐ景色を楽しむことができます。

周辺の自然散策:ダム周辺には、自然を活かした散策路が整備されており、のんびりとウォーキングや森林浴を楽しむことができます。

アクセス

大松川ダムは、秋田県横手市に位置しており、車でのアクセスが便利です。

  • 秋田自動車道「横手IC」から車で約25分。
  • 駐車場はダム管理所前に整備されています。

ダムカード情報

大松川ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。

配布場所平鹿地域振興局建設部
※ダムから離れています。
配布時間9:30~17:00(平日のみ)
配布条件ダムを訪れた方に配布
配布場所道の駅さんない
※ダムから離れています。
配布時間9:30~16:00(休館日あり)
配布条件ダムを訪れた方に配布

 ※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。

まとめ

秋田県横手市に位置する大松川ダムは、その堅実な重力式コンクリートダムの姿と、周囲の豊かな自然が魅力のダムです。地域の安全と暮らしを支える重要な役割を担いながら、訪れる人々に心安らぐ時間と、美しい自然の景色を提供してくれます。

ぜひ一度、この大松川ダムを訪れて、その堅実な存在感と、水の恵みを肌で感じてみてください。

訪問日2025年8月15日

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