【岩手・湯田貯砂ダム】湯田ダムを守る縁の下の力持ち!水の郷に佇む砂防ダム

ダム巡り

岩手県和賀郡西和賀町、北上川水系和賀川に位置する湯田貯砂ダム(ゆだちょさダム)。その堅牢な重力式コンクリートダムの姿は、下流にある湯田ダムを土砂から守る重要な役割を担っています。主ダムである湯田ダムを支える縁の下の力持ちとして、地域の治水に貢献しています。

今回は、そんな湯田貯砂ダムの基本情報から、建設の背景、見どころ、そして訪問に役立つアクセス情報やダムカード情報まで、湯田貯砂ダムのすべてを余すことなくご紹介します。

基本情報

湯田貯砂ダムは、主に土砂の貯留を目的とする砂防ダムです。

正式名称湯田貯砂ダム(ゆだちょさだむ)
所在地岩手県和賀郡西和賀町
河川名北上川水系和賀川
型式重力式コンクリートダム
堤高17.5m
堤頂長123.0m
総貯水容量2,900,000㎥
着工年1997年(平成9年)
完成年2002年(平成14年)
主な目的貯砂
管理者国土交通省

ダムの歴史と背景

湯田貯砂ダムの建設は、下流にある湯田ダムのダム湖に流れ込む土砂をせき止め、ダムの貯水機能を維持することを目的として計画されました。豪雨や山地崩壊によって大量の土砂が流れ込むのを防ぐことで、湯田ダムの治水・利水機能を長期にわたって安定させる役割を担っています。

1997年に着工された湯田貯砂ダムは、約5年の歳月をかけて2002年に完成しました。その堅牢な重力式コンクリートダムは、完成以来、湯田ダムの機能を守り続ける重要なインフラとして機能し続けています。

見どころ・楽しみ方

湯田貯砂ダムは、その機能的な美しさと、周囲の豊かな自然が大きな魅力です。

貯砂ダム通廊:貯砂ダム内部に通路が整備されておりまるで滝の中を歩いているような体験ができます。

湯田ダムとの関係性:湯田貯砂ダムは、湯田ダムのすぐ下流に位置しており、2つのダムを合わせて見学することができます。主ダムと、それを守る砂防ダムの関係性を知ることで、ダムの役割への理解を深めることができます。

周辺の自然散策:ダム周辺は、豊かな山々に囲まれており、のんびりとウォーキングや森林浴を楽しむことができます。

アクセス

湯田貯砂ダムは、岩手県西和賀町に位置しており、車でのアクセスが便利です。

  • 秋田自動車道「湯田IC」から車で約15分。
  • 駐車場は、ダム左岸側にあります。ナビでは「錦秋湖大滝駐車場」と検索するとスムーズです。

ダムカード情報

湯田貯砂ダムでも、人気の「ダムカード」を配布しています。訪問の記念にぜひ手に入れましょう。

配布場所湯夢プラザ 観光案内所
※ダムから離れています。
配布時間8:30~17:30(土日祝を含む)
配布条件ダムを訪れた方に配布

 ※最新の配布情報や時間変更の可能性もあるため事前の確認をおすすめします。

まとめ

岩手県西和賀町に位置する湯田貯砂ダムは、その堅実な重力式コンクリートダムの姿と、周囲の豊かな自然が魅力のダムです。主ダムである湯田ダムを影から支える重要な役割を担いながら、訪れる人々に心安らぐ時間と、水の恵みを提供してくれます。

ぜひ一度、この湯田貯砂ダムを訪れて、その堅実な存在感と、水の恵みを肌で感じてみてください。

訪問日2025年8月15日

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